Windows XPからvSphere Hypervisor 5.1 Update2 に接続できない

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vSphere Hypervisor 5.1 Update2を適用するとWindows XPやWindowsServer2003からvSphere Client でホストに直接接続しようとするとエラーがでます。

同じ日にリリースされているVMware vCenter Server 5.1 Update 2 リリース ノート

https://www.vmware.com/jp/support/support-resources/pubs/vsphere-esxi-vcenter-server-pubs/vsphere-vcenter-server-51u2-release-notes.html

に似たようなエラーの記述があります。

”Windows 2003 または Windows XP マシンにインストールされた vSphere Client で vCenter Server にログインしようとすると失敗する*
: ESXi ホストに vSphere Client を使用して直接接続していると、ログインは失敗し続けます。”
一部の SSLの 暗号化がサポートされていないための問題のようです。vCenter Server経由の接続であれば回避方法が記載されていますが、ホストに直接接続する場合の回避策はないようです。
リリースノートをさらに見ていくと以下の記述もあります。
”vSphere Client で検索に失敗し、ハードウェアの健全性および健全性ステータスの各プラグインが無効になる”
こちらはWindowsXp 64bit と WindowsServer2003であればMicrosoftが出しているホットフィックスを適用する事で対応できるようです。
このホットフィックスはOpenSSLに関してのものなので、こちらをインストールすると改善するかもしれません。ただURLは英語版なのでURLに含まれているfix192447で調べると、以下のページが見つかりますのでそこからダウンロードします。
WindowsServer2003にホットフィックスをインストールしてみたところ、ホストに接続ができるようになりました。
WindowsXPの32bitについては回避方法がなさそうなので、サポートも近々切れるのであきらめるしかなさそうですね。