ネットワークドライブにあるファイルのショートカット

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ショートカットはドライブレターのみでアクセスしていないんですねー。

WindowsXPはネットワークドライブ上にあるファイルの場合はネットワークドライブを削除した後でも、ショートカットが開けます。(ネットワークドライブが自動で作成される。)
便利だなーと思ったけど、この機能のおかげではまりました。
複数のサーバーに同じドライブレターで共有する事があり、なおかつ同じ名前のファイルがある場合です。
※ショートカットのプロパティを開くだけでもネットワークドライブは自動で作成されます。

そもそもネットワークドライブ上のファイルのリンク先を解決する時に
基本はドライブレターで解決してますが、ネットワークドライブが削除されていた場合はショートカット作成時のサーバーに自動で接続します。

ということは

ユーザーがネットワークドライブを間違えて削除する。
(削除した事はもちろん気づいていない)

その時にショートカットからファイルを起動しようとする。

自動的にネットワークドライブが復元される。
(ただしショートカットを作成した時のサーバー!)

いつもと違うサーバーに接続されているので、ファイルがないと連絡がくる。

もしくは

ドキュメント用のサーバーを入れ替える。

クライアントのネットワークドライブを新しいサーバーに更新する。

ユーザーがネットワークドライブを間違えて削除する。
(削除した事はもちろん気づいていない)

その時にショートカットからファイルを起動しようとする。

自動的にネットワークドライブが復元される。
(ただし古いサーバーの!)

古いサーバーに接続されているので、ファイルが更新されてないと連絡がくる。

※まーこの場合は古いサーバーをアクセスできる状態にしとくのが悪いんだけど・・・。

ということで

ネットワークドライブを参照するようなショートカットを配布する時はVBスクリプト等で作成した、一度も使用されたことがないショートカットを配布するのが安全です。
一度でも使用されたショートカットはすでにサーバーまでのパスが保存されてしまってますので、意図しないサーバーのファイルにリンクされる、もしくは意図しないネットワークドライブが作成される可能性があります。

そもそもショートカット作成時のサーバーではなくて、最後のアクセスしたサーバーだったら問題おきないと思うんだけど・・。